FPソフトウエア研究所
FPソフト 「 必要保障額 」
説明書
商品番号 : A009300
タイトル : 必要保障額
分野 : ライフプラン
ファイル名 : a009300.xlsm
発売日 : 2017/9/20 Version 6.93
目次
1.画像と印刷見本
2.概要
3.使用方法
4.備考
6.サポートと連絡先
7.使用許諾
8.履歴
1.画像と印刷見本
■ 画像 画像をクリックすると大きく表示されます。
『 入力T 』
『 入力U 』
『 必要保障額 』
『 キャッシュフロー 』
『 グラフ 』
『 教育費データ 』
『 資料 』
■ 印刷見本 (PDFファイル)
2.概要
本ソフトウエアでは、世帯主に万一のことがあった場合に残された家族の生活を維持するための必要保障額の算出を行ないます。
《 主な特徴 》
・ 「必要保障額積み上げ方式」でシミュレーションを行ないます。
世帯主に万一のことがあった場合の、その後の遺族の支出見込みと収入見込みから必要保障額を算出します。
・ 最新の統計データを使用しています。
教育費や公的年金など、平成29年9月現在の最新のデータを使用した試算を行います。
・ 簡単な入力でおおよその結果を得ることができます。
入力項目をしぼり、できるだけ簡単に必要保障額の算出ができるよう設計しています。
・ 状況に応じた詳細な設定も可能です。
教育費は具体的な進路が定まっている場合それに応じて条件を設定することができ、また公的年金に関しては加入履歴を入力すると受給額を自動計算するなど、個別の状況に応じた詳細な設定を行うことができます。
・ 結果にいたるプロセスも表示します。
必要保障額の試算結果だけでなく、計算式も表示しています。
また、公的年金の計算式や教育費のデータ等もわかりますので相談者に根拠を明確に説明することができます。
・ サンプルケースを使用して効率的に入力することができます。
本ソフトウエアでは、データ入力をより簡単にするために、次のような3つのサンプルケースを用意しています。
〔例1 : 40歳代 会社員と専業主婦 子供2人〕
〔例2 : 30歳代 自営業 子供1人〕
〔例3 : 20歳代 夫婦とも会社員 子供なし〕
該当するケースを選択して、それをもとにデータを変更していくと効率的に入力できます。
・ キャッシュフロー表やグラフの活用で理解が深まります。
『キャッシュフロー』シートでは、時間の経過とともに支出見込額および収入見込額を一覧表示しています。
支出に対する収入の不足分が必要保障額で、その額が年ごとに推移していくのがわかります。
『グラフ』シートでは、5種類のグラフを用意しました。
内容の理解やドキュメントの作成などに活用することができます。
・ 入力はわかりやすく、コメント表示でガイドします。
必ずデータを入力する欄(ピンク色)、必要に応じて入力する欄(黄色)、表示された選択肢の中から一つを選ぶ欄(緑色)、と色分けしていますので、迷わずに入力していただくことができます。緑色の欄の選択により入力する必要がなくなる欄は灰色に変わります。
さらに入力の際には説明のコメントが表示されますので、安心してご使用いただけます。
また、入力項目のあるシートの画面上部には、[ 入力方法 ] を記載しています。 この [入力方法] の表示は、印刷の際など不要な場合には消すことができます。
・ 「ユーザー設定のツールバー」でより快適な操作を実現します。
画面構成、コメント表示、入力欄の色に関して、目的や状況に応じた使い勝手のよい設定を、「ユーザー設定のツールバー」でいつでも簡単に選ぶことができます。
3.使用方法
本ソフトウエアを起動する前に、この「説明書」シートの 「5.動作環境とエクセルの設定」 のPDFファイルをご参照の上、必要な設定を行なってください。
《 起動 》
◎ “a009300.xlsm” ファイルをご利用ください。
ファイルをダブルクリックまたは、エクセル起動後にファイルを開いてください。
開始直後に、次のような表示が画面の上部に表示されましたら該当ボタンを押下してください。
・ 「保護ビュー」
インターネットから入手したソフトを最初に動作させるときは、 ウィルス感染を防ぐ目的で 「保護ビュー」という エクセルの動作を制限する機能が働きます。本ソフトは事前にウィルスチェックを行い問題のないことを確認しておりますので、この表示が表れた場合には、“ 編集を有効にする(E) ” の箇所を押下して、この動作制限を解除してください。
・ 「セキュリティの警告」
エクセルでマクロを使用する場合に表示されます。
本ソフトは、マクロを使用していますので 「セキュリティの警告」が画面の上部に表示された場合には、 「セキュリティの警告」行の右側にある 「コンテンツの有効化」ボタンを押下してください。
《 各シート共通の操作 》
◇ 入力
入力が必要なシートでは、画面上部に [入力方法] と表示されます。そのコメントに当該シートでの入力に関する説明を記載しています。
※ [入力方法] の表示は、「ユーザー設定のツールバー」で “コメント表示OFF” または “入力欄の色OFF” にすると消すことができます。
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の欄は必ずデータを入力してください。 |
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この欄で入力されていないところがあると画面に「データ入力が完了していません」という メッセージが表示されます。
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の欄は必要に応じて記入してください。 |
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の欄はいくつかの選択肢の中から1つを選んでください。 |
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まずこの欄をクリックすると右下に選択用のボタンが出現します。それを押すと選択肢が 表示されますので、その中から1つを選んでください。 |
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の欄は、 |
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の選択により入力する必要がない箇所です。 |
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※ 入力に際し、単位は自動的に付加されます。数字のみ入力してください。
右上に赤色のマークの入っている箇所は、入力の際の説明のコメントが表示されます。
マウスを赤色のマークのところに合わせると、コメントが自動的に表れます。
「ユーザー設定のツールバー」の「コメント表示ON」/「コメント表示OFF」ボタンで、画面にこのコメント表示を出すかどうか選択できます。
◇ 「ユーザー設定のツールバー」
エクセル画面の上部の 「アドイン」タブ を押すと、「ユーザー設定のツールバー」 が現れます。
いつでも簡単に次のような設定ができます。
画面構成 : 1画面、縦2画面、横2画面 の3通りの画面構成が可能です。確認や比較など、目的に応じて最適な画面構成をお選びください。
使用例 : 縦2画面を選び、『必要保障額』シートを見ながら、『入力 T』シートに入力する。
↓ 画像をクリックすると大きく表示されます。
コメント表示 : 右上に赤色のマークの入っている箇所は、入力の際の説明のコメントが表示されます。
コメントを表示させるかどうか必要に応じてON/OFF を選択してください。 当初はコメントONで表示させ、操作に慣れてきたらOFFにするなど、より快適な状態でご使用いただくことができます。
入力欄の色 : 入力欄はその性質によって ピンク色、黄色、緑色 と色分けされています。
入力の際にはON、印刷の際など色分けが不要な場合にはOFF とするなど自由に選択していただくことができます。
◇ リセット
〔 リセット 〕ボタンを押すと、次のような状態になります。
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の欄のデータが消去されます。 |
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の欄はデータが消去されるか、または初期データとして一般的な値が表示されます。 |
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◇ サンプル
『入力T』シートの 〔 例1:.. 〕〜 〔 例3:..〕 ボタンを押下すると、それぞれ次のような条件のシミュレーションが展開します。
例1 : 40歳代 会社員と専業主婦 子供2人
世帯主(会社員)45歳、配偶者(専業主婦)42歳
子供2人 : 15歳、13歳
持家 : 住宅ローンは「団体信用生命保険」を付けている。
万一の場合には、配偶者は年収100万円程度のパート収入を得るつもり。
例2 : 30歳代 自営業 子供1人
夫婦で自営業を営む。世帯主35歳、配偶者33歳
子供1人 : 6歳
持家 : 住宅ローンは「団体信用生命保険」を付けている。
万一の場合には、配偶者は年収120万円程度の収入を得るつもり。
例3 : 20歳代 夫婦とも会社員 子供なし
世帯主(会社員)29歳、配偶者(会社員)28歳
子供なし。
賃貸住宅 : 月10万円程度の家賃。
万一の場合には、配偶者は年収300万円の現在の仕事を続けるつもり。
◇ 〔 枠固定 〕ボタン
『キャッシュフロー』シートでは、 〔 枠固定 〕ボタンを押下すると、枠を固定した状態で画面スクロールすることができます。もう一度押すと、枠固定が解除されます。
◇ 印刷
エクセルの機能を使用して印刷してください。印刷プレビューを行うと印刷イメージが現れます。A4用紙で印刷されるように設定しています。
《 各シートの説明 》
● 『 入力T 』 シート : 基本情報
家族構成や支出見込額、収入見込額などの基本情報を入力します。
● 『 入力U 』 シート : 公的年金
公的年金に関する情報を入力します。
入力されたデータに基づいて遺族年金等の公的年金の受給累計額を算出し、他のシートに自動的に反映します。
計算詳細もシート内に表示します。
● 『 必要保障額 』 シート
『入力T』・『入力U』シートのデータをもとに算出した必要保障額および支出見込額、収入見込額の明細を表示します。
● 『 キャッシュフロー 』 シート
『入力T』・『入力U』シートのデータをもとに算出した必要保障額のキャッシュフロー表です。
年ごとの支出見込額、収入見込額も一覧できます。
● 『 グラフ 』 シート
入力されたデータに基づいて試算した結果を次の5つのグラフで表現します。
グラフA : 「必要保障額」
グラフB : 「年ごとの保障・収入・支出」
グラフC : 「必要保障額の推移」
グラフD : 「公的年金 年間受給額」
グラフE : 「年間教育費」
● 『 教育費データ 』 シート
教育費の試算に使用しているデータです。
具体的な進路が定まっている場合は金額を書き換えて、より正確なプランを作成することができます。
〔 教育費データの初期化 〕 ボタンで表示される教育費データは、次の参考資料をもとに作成しています。
「平成26年度 子どもの学習費調査」:文部科学省
「平成26年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額の調査結果について」:文部科学省
「平成26年度 学生・生徒納付金調査」 : 公益社団法人東京都専修学校各種学校協会
「私立大学新入生の家計負担調査 2016年度」: 東京地区私立大学教職員組合連合
「幼稚園」〜「高校」までの教育費は、学校でかかる費用(入学金、授業料、給食費等)と学校以外にかかる費用(塾・家庭教師やお稽古事等)の合計額です。
「大学等」の教育費は、次のように求めています。
入学年度は入学金、施設設備費、授業料の合計。
次年度以降は施設設備費と授業料の合計。
「通学」が ”下宿・アパート” の場合には、初年度は敷金や家財道具の購入費などの準備費用と仕送り額を加算しています。2年目以降は、仕送り額のみを加算しています。
各学年の下の年齢は、学年末(3/31)時点での子の年齢を表示しています。
● 『 資料 』 シート
【 遺族年金制度の仕組み 】 として、万一の場合に配偶者がそれぞれの条件のもと、どのような遺族給付を受けることができるかを一覧表示し解説します。
4.備考
・ 公的年金の受給額は、平成29年度の年金制度に基づいて算出しています。
・ 教育費は、平成29年9月時点の統計情報をもとに試算しています。
・ 現在の公的年金制度および社会常識等を考慮して計算を行っていますので、今後、制度や社会情勢が大きく変化した場合には差異が発生する可能性があります。
・ 公的年金について本ソフトでは、相談者に受給資格があるものと想定して試算しています。
ただし国民年金が未納であったり、配偶者が男性である場合などは年金の種類によっては受給資格のないものがあります。その際には、『入力U』シートの年金加入履歴の【オプション】で、該当する年金の受給資格を「なし」と指定して調整してください。
・ 本ソフトウエアではデータ入力があまり煩雑にならないこと、完全な情報がなくてもおおよその結果を求められることを優先している箇所があります。 そのため実際の状況とは差異が生じることがあります。
・ 計算途中では端数処理をせず、結果は表示桁以下を四捨五入しています。
・ 通常使用されないような値が入力されますと、エラーになったり誤差が大きくなりますのでご注意ください。
5.動作環境とエクセルの設定
・ Microsoft Excel2016、Excel2013、Excel2010
OSは、Microsoft Windows 10、8、 7
PCのメモリーは、2Gバイト以上
上記環境で開発および確認を行なっております。
・ エクセルの設定方法を画像を用いて解説しています。
下の箇所をクリックするとPDF形式のファイルが開きます。
6.サポートと連絡先
・ ソフトウエアのサポートは、当研究所ホームページの「サポート」で行なっております。「サポート」上に対応する項目がない場合や、解決されないときは、ホームページの「連絡・問合せ」からお問合せください。
・ サポート内容は、標準でご提供したプログラムに限らせていただきます。エクセル自身の動作に関するものや、標準の動作環境以外でご使用の場合もサポート外となります。
・ ご購入いただいたソフトウエアに、重大な不具合・バグ等がある場合には、販売後1年間、無償でアップデートを行ないます。
・ ご意見・ご感想などお寄せください。当研究所ホームページの「連絡・問合せ」ページをご使用ください。
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連絡先: FPソフトウエア研究所
ホームページ: http://fp-software.com/
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7.使用許諾
FPソフトウエア研究所のソフトウエアをインストールされる前に、必ず以下のソフトウエア使用許諾契約をお読み頂き、同意される場合のみご使用ください。
□ ソフトウエア使用許諾契約 □
この契約は、お客様が当サイトからダウンロードされるソフトウエアやマニュアルなどの情報(以下「本件ソフトウエア」といいます。)に関し、「FPソフトウエア研究所」(以下「当研究所」といいます。)とお客様との間で締結される契約です。
1.本件ソフトウエアの著作権は、全て当研究所に帰属します。
2.お客様は本件ソフトウエア1個の購入につき、1台のコンピューターシステムで使用できます。他のコンピューターシステムで本件ソフトウエアを使用するときは、別途使用権を取得することが必要です。
3.お客様は、当研究所の事前の同意を得なければ、本件ソフトウエアを複製すること、および改変することはできません。
4.お客様は、本件ソフトウエアを第三者に配布、レンタル、リース、貸与及び譲渡することはできません。
5.当研究所は、お客様、その他の第三者が本件ソフトウエアに関連して直接間接に被ったいかなる損害に対しても、賠償等の一切の責任を負わず、かつ、お客様はこれに対して当研究所を免責するものとします。
8.履歴
◆ 「 必要保障額 」 (商品番号:A009300)
・ Ver 6.93 2017/9/20
・平成29年度の年金制度に対応。
・教育費データの更新。
・サンプルおよび資料の内容更新。
・Excel2016対応
◆ 「 必要保障額 」 (商品番号:A009300)
・ Ver 6.74 2015/11/15
・平成27年度の年金制度に対応。
・教育費データの更新。
・遺族基礎年金の受給計算修正。
・[入力方法]の表示の追加。
・サンプルデータの見直し。
・グラフ表示変更。
◆ 「 必要保障額 」 (商品番号:A009300)
・ Ver 5.23 2012/11/15
・入力項目と表示の見直し。
・教育費、公的年金の入力変更。
・平成24年度の年金制度対応。
・『キャッシュフロー』『グラフ』『資料』シートの新設。
◆ 「 必要保障額 」 (商品番号:A004800)
・ Ver 3.01 2010/03/15
表示、入力項目の見直し。
・ Ver 2.01 2008/04/15
発売。
◆ 「 生命保険の必要保障額 1 (会社員と専業主婦) 」 (商品番号:A001900)
・ Ver 1.01 2006/12/01 (現在は販売終了)
◆ 「 生命保険の必要保障額 2 (自営業の夫婦) 」 (商品番号:A002000)
・ Ver 1.01 2006/12/01 (現在は販売終了)
◆ 「 生命保険の必要保障額 3 (夫婦とも会社員) 」 (商品番号:A002100)
・ Ver 1.01 2006/12/01 (現在は販売終了)
Microsoft Excel2016、Excel2013、Excel2010、Windows10、8、7 は、米国Microsoft Corporationの登録商標です。
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