FPソフトウエア研究所
FPソフト 「 定年までの貯蓄目標 」
説明書
商品番号 : A011000
タイトル : 定年までの貯蓄目標
分野 : ライフプラン
ファイル名 : a011000.xlsm
発売日 : 2016/1/15
最終変更 : 2016/1/15 Version 6.84
目次
1.画像と印刷見本
2.概要
3.使用方法
4.備考
6.サポートと連絡先
7.使用許諾
8.履歴
1.画像と印刷見本
■ 画像 画像をクリックすると大きく表示されます。
『 夫婦世帯 』
『 夫婦(年金) 』
『 単身世帯 』
『 単身(年金) 』
『 資料1 』
■ 印刷見本 (PDFファイル)
2.概要
本ソフトウエアは、おもに40〜50歳代の方を対象に定年後の生活資金をどのくらい準備しておけばいいか、その目標額を試算します。
《 主な特徴 》
・ 定年後の生活の収支を見積もり、収入の不足分を “ 定年までの貯蓄目標 ” として表示します。
公的年金、退職金、生活費など収入と支出を具体的に設定し、その結果、支出が収入を上回る場合、その不足分を定年退職までに準備したい貯蓄目標額と考えます。
・ 基本生活費 と ゆとり生活費 の二通りを試算します。
定年後の生活費について 、日常生活に最低限必要と思われる“基本生活費” と 趣味などの充実も視野にいれた“ゆとり生活費” の両方を試算します。
・ 「夫婦世帯」「単身世帯」ともに対応することができます。
世帯形態に合わせて、「夫婦世帯」および「単身世帯」の2つのシートをご用意しました。
夫婦世帯では、夫婦二人期間とその後の一人期間のそれぞれの生活費や、夫婦両方の年金受給額を見積もることができます。
また、近年増加が著しい単身世帯にも対応しています。
・ 公的年金の受給見込額を試算することができ、繰上げ・繰下げ受給を想定したシミュレーションも可能です。
定年後の生活を支える年金について、基礎年金、厚生年金の通常の受給および繰上げ・繰下げ受給など、さまざまな条件を設定して受給見込み額を試算することができます。
・ 定年後の生活を考える際に参考となる資料を掲載しました。
簡易生命表、定年後の生活費、公的年金、退職金等に関する資料を掲載しました。
・ 入力はわかりやすく、コメント表示でガイドします。
必ずデータを入力する欄(ピンク色)、必要に応じて入力する欄(黄色)、表示された選択肢の中から一つを選ぶ欄(緑色)、と色分けしていますので、迷わずに入力していただくことができます。
さらに入力の際には説明のコメントが表示されますので、安心してご使用いただけます。
また、入力項目のあるシートの画面上部には、[ 入力方法 ] を記載しています。 この [入力方法] の表示は、印刷の際など不要な場合には消すことができます。
・ 「画面」ツールバーでより快適な操作を実現します。
画面構成、コメント表示、入力欄の色に関して、目的や状況に応じた使い勝手のよい設定を、「画面」ツールバーでいつでも簡単に選ぶことができます。
3.使用方法
エクセルのバージョンに合わせてマクロやアドインの分析ツールの設定が必要となります。
本ソフトウエアを起動する前に、この「説明書」シートの 「5.動作環境とエクセルの設定」 のPDFファイルをご参照の上、必要な設定を行なってください。
《 起動 》
◎ Excel2013、Excel2010、Excel2007をご使用の場合 : “a011000.xlsm” ファイルをご利用ください。
・ "a011000.xlsm"
ファイルをダブルクリックすると起動します。
◎ Excel2003 をご使用の場合 : “a011000.xls” ファイルをご利用ください。
・ "a011000.xls" ファイルをダブルクリックすると起動します。
または、エクセルを起動してメニューバーの[ファイル(F)]→[開く(O)] をクリックして "a011000.xls" ファイルを開きます。
※ お客様の利便性をふまえ Excel2003用のソフト(“a011000.xls”)も同梱しましたが、このソフトはサポート対象外となります。
不具合等のご質問には対応できない場合がありますので、ご了承ください。
( Microsoft Excel2013、Excel2010、Excel2007 のいづれかのご使用を推奨いたします。)
《 各シート共通の操作 》
◇ 入力
入力が必要なシートでは、画面上部に [入力方法] と表示されます。そのコメントに当該シートでの入力に関する説明を記載しています。
※ [入力方法] の表示は、画面ツールバーで “コメント表示OFF” または “入力欄の色OFF” にすると消すことができます。
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の欄は必ずデータを入力してください。 |
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この欄で入力されていないところがあると画面に「データ入力が完了していません」という メッセージが表示されます。
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の欄は必要に応じて記入してください。 |
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の欄はいくつかの選択肢の中から1つを選んでください。 |
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まずこの欄をクリックすると右下に選択用のボタンが出現します。それを押すと選択肢が 表示されますので、その中から1つを選んでください。 |
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※ 入力に際し、単位は自動的に付加されます。数字のみ入力してください。
右上に赤色のマークの入っている箇所は、入力の際の説明のコメントが表示されます。
マウスを赤色のマークのところに合わせると、コメントが自動的に表れます。
「画面」ツールバーの「コメント表示ON」/「コメント表示OFF」ボタンで、画面にこのコメント表示を出すかどうか選択できます。
◇ 「画面」ツールバー
エクセル画面の右上の アドインタブ を押すと、「画面」ツールバー が現れます。
「画面」ツールバーでいつでも簡単に次のような設定ができます。
画面構成 : 1画面、縦2画面、横2画面 の3通りの画面構成が可能です。確認や比較など、目的に応じて最適な画面構成をお選びください。
使用例 : 縦2画面を選び、『資料1』シートを参照しながら、『夫婦世帯』シートに入力する。
↓ 画像をクリックすると大きく表示されます。
コメント表示 : 右上に赤色のマークの入っている箇所は、入力の際の説明のコメントが表示されます。
コメントを表示させるかどうか必要に応じてON/OFF を選択してください。 当初はコメントONで表示させ、操作に慣れてきたらOFFにするなど、より快適な状態でご使用いただくことができます。
入力欄の色 : 入力欄はその性質によって ピンク色、黄色、緑色 と色分けされています。
入力の際にはON、印刷の際など色分けが不要な場合にはOFF とするなど自由に選択していただくことができます。
◇ リセット
〔 リセット 〕ボタンを押すと、次のような状態になります。
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の欄のデータが消去されます。 |
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と |
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の欄はデータが消去されるか、または初期データとして一般的な値が表示されます。 |
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◇ サンプル
・ 『 夫婦世帯 』 シート
〔サンプル〕ボタンを押下すると、次のような条件のシミュレーションが展開します。
◇ 定年後の生活期間
夫 65〜84歳 妻 63〜92歳
29年間
◆ 定年後の生活費
基本生活費 総額 6,864万円
ゆとり生活費 総額 11,047万円
◆ 公的年金
夫妻ともに65歳から基礎年金および厚生年金を受給。
受給総額 6,621万円
( その他の詳細な条件は省略します。)
・ 『 夫婦(年金) 』 シート
〔サンプル〕ボタンを押下すると、次のような条件のシミュレーションが展開します。
< 夫 >
基礎年金
保険料納付済月数 : 462月
厚生年金
平均標準報酬月額 : 35万円 加入月数 : 348月
平均標準報酬額: 45.5万円 加入月数 :114月
繰上げ・繰下げ受給なし
基礎年金
本来の受給額 : 75.1万円
厚生年金
本来の受給額 : 115.2万円
< 妻 >
基礎年金
保険料納付済月数 : 440月
厚生年金
平均標準報酬月額 : 15万円 加入月数 : 60月
平均標準報酬額 : 20万円 加入月数 : 12月
繰上げ・繰下げ受給なし
基礎年金
本来の受給額 : 71.5万円
厚生年金
本来の受給額 : 7.7万円
( その他の詳細な条件は省略します。)
・ 『 単身世帯 』 シート
〔サンプル〕ボタンを押下すると、次のような条件のシミュレーションが展開します。
◇ 定年後の生活期間
65〜89歳
24年
◆定年後の生活費
基本生活 総額 4,320万円
ゆとり生活 総額 7,200万円
◆公的年金
65歳から基礎年金および厚生年金を受給。
受給総額 3,473万円
( その他の詳細な条件は省略します。)
・ 『 単身(年金) 』 シート
〔サンプル〕ボタンを押下すると、次のような条件のシミュレーションが展開します。
基礎年金
保険料納付済月数 : 440月
厚生年金
平均標準報酬月額 : 22万円 加入月数 : 320月
平均標準報酬額: 35万円 加入月数 :120月
繰上げ・繰下げ受給なし
基礎年金
本来の受給額 : 71.5万円
厚生年金
本来の受給額 : 73.2万円
( その他の詳細な条件は省略します。)
◇ 〔 枠固定 〕ボタン
『夫婦世帯』・『単身世帯』シートでは、 〔 枠固定 〕ボタンを押下すると、枠を固定した状態で縦に画面スクロールすることができます。もう一度押すと、枠固定が解除されます。
◇ 印刷
エクセルの機能を使用して印刷してください。印刷プレビューを行うと印刷イメージが現れます。A4用紙で印刷されるように設定しています。そのまま印刷してよければ、[ 印刷 ] で印刷が開始します。 [ 印刷プレビューを閉じる ] で印刷を中止することもできます。
Excel2013では、次のような手順で印刷範囲を変更することができます。
メニューバーの [ ファイル ] から、 [ 印刷 → ページ設定 → シート → 印刷範囲(A) ] をたどって印刷範囲を変更することができます。
《 各シートの説明 》
● 『 夫婦世帯 』 シート
40〜50歳代の夫婦世帯を対象に、定年までに備えておきたい貯蓄目標額を試算します。
定年後の生活期間や家計の収支などを入力し、支出見込みから収入見込みを差引いた金額を “ 定年までの貯蓄目標 ” とします。
貯蓄目標額がマイナスで表示された場合は、収入が支出を上回り余裕のある状態であることを意味します。
● 『 夫婦(年金) 』 シート
夫および妻の公的年金の受給見込額を試算し、その結果を 『夫婦世帯』シートに反映させることができます。
繰上げ・繰下げ受給した場合の試算も可能です。
※共済年金の加入がある場合には、厚生年金に振替えて入力してください。
● 『 単身世帯 』 シート
40〜50歳代の単身世帯を対象に、定年までに備えておきたい貯蓄目標額を試算します。
定年後の生活期間や家計の収支などを入力し、支出見込みから収入見込みを差引いた金額を “ 定年までの貯蓄目標 ” とします。
貯蓄目標額がマイナスで表示された場合は、収入が支出を上回り余裕のある状態であることを意味します。
● 『 単身(年金) 』 シート
単身者の公的年金の受給見込額を試算し、その結果を「単身世帯」シートに反映させることができます。
繰上げ・繰下げ受給した場合の試算も可能です。
※共済年金の加入がある場合には、厚生年金に振替えて入力してください。
● 『 資料1 』 シート : 日本人の平均余命
「平成26年 簡易生命表」 を掲載しました。
『夫婦世帯』『単身世帯』シートでの 〔平均寿命〕 〔平均余命T〕 〔平均余命U〕 等のボタンを押下すると表示されるデータは、この表に基づいています。
● 『 資料2 』 シート : 定年後の生活費
定年後の生活費に関する次の資料を掲載しました。
・ 1か月間の消費支出 (平成26年平均値)
・ 「夫婦二人で老後生活を送る上で必要な1か月分の生活費」の意識調査
● 『 資料3 』 シート : 公的年金
公的年金に関する次の資料を掲載しました。
・ 老齢基礎・老齢厚生年金の平均受給額
・ 支給開始年齢
・ 繰上げ・繰下げ受給
● 『 資料4 』 シート : 退職金
退職金に関する次の資料を掲載しました。
・ 定年退職者の平均給付額
・ 中小企業のモデル退職金 (東京都の従業員300人未満の中小企業)
4.備考
・ 平成28年1月時点で得られる情報をもとに、本ソフトウエアの資料やサンプル等を作成しています。
・ 公的年金に関わる試算は、平成27年度の年金制度に基づいています。
・ 本ソフトウエアの公的年金受給見込額の試算方法は、日本年金機構の 『 ねんきん定期便 』 の年金見込額の計算方法に準拠しています。 状況により、実際の受給額とは差異が生じる場合があります。
・ 計算結果は、表示桁以下を四捨五入しています。
・ 本ソフトウエアではデータ入力があまり煩雑にならないこと、完全な情報がなくてもおおよその結果を求められることを優先している箇所があります。 そのため実際の状況とは差異が生じることがあります。
・ 通常使用されないような値が入力されますと、エラーになったり誤差が大きくなりますのでご注意ください。
5.動作環境とエクセルの設定
・ Microsoft Excel2013、Excel2010、Excel2007 (※)エクセルは、32ビット版を推奨
OSは、Microsoft Windows 8、 7、Vista、 XP
PCのメモリーは、2Gバイト以上
上記環境で開発および確認を行なっております。
※お客様の利便性をふまえ Excel2003用のソフト(“a011000.xls”)も同梱しましたが、このソフトはサポート対象外となります。
不具合等のご質問には対応できない場合がありますので、ご了承ください。
( Microsoft Excel2013、Excel2010、Excel2007 のいずれかのご使用を推奨いたします。)
・ エクセルバージョンに応じた設定方法を画像を用いて解説しています。
下の箇所をクリックするとPDF形式のファイルが開きます。
エクセル2003 ここをクリック (※)エクセル2003の使用はサポート対象外となります。
6.サポートと連絡先
・ ソフトウエアのサポートは、当研究所ホームページの「サポート」で行なっております。「サポート」上に対応する項目がない場合や、解決されないときは、ホームページの「連絡・問合せ」からお問合せください。
・ サポート内容は、標準でご提供したプログラムに限らせていただきます。エクセル自身の動作に関するものや、標準の動作環境以外でご使用の場合もサポート外となります。
・ ご購入いただいたソフトウエアに、重大な不具合・バグ等がある場合には、販売後1年間、無償でアップデートを行ないます。
・ ご意見・ご感想などお寄せください。当研究所ホームページの「連絡・問合せ」ページをご使用ください。
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連絡先: FPソフトウエア研究所
ホームページ: http://fp-software.com/
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7.使用許諾
FPソフトウエア研究所のソフトウエアをインストールされる前に、必ず以下のソフトウエア使用許諾契約をお読み頂き、同意される場合のみご使用ください。
□ ソフトウエア使用許諾契約 □
この契約は、お客様が当サイトからダウンロードされるソフトウエアやマニュアルなどの情報(以下「本件ソフトウエア」といいます。)に関し、「FPソフトウエア研究所」(以下「当研究所」といいます。)とお客様との間で締結される契約です。
1.本件ソフトウエアの著作権は、全て当研究所に帰属します。
2.お客様は本件ソフトウエア1個の購入につき、1台のコンピューターシステムで使用できます。他のコンピューターシステムで本件ソフトウエアを使用するときは、別途使用権を取得することが必要です。
3.お客様は、当研究所の事前の同意を得なければ、本件ソフトウエアを複製すること、および改変することはできません。
4.お客様は、本件ソフトウエアを第三者に配布、レンタル、リース、貸与及び譲渡することはできません。
5.当研究所は、お客様、その他の第三者が本件ソフトウエアに関連して直接間接に被ったいかなる損害に対しても、賠償等の一切の責任を負わず、かつ、お客様はこれに対して当研究所を免責するものとします。
8.履歴
◆ 「 定年までの貯蓄目標
」 (商品番号:A011000)
・ Ver 6.84 2016/1/15
・『夫婦世帯』シートで〔平均余命T〕および〔平均余命U〕ボタンを追加。
・ 平成27年度の年金制度に準拠した年金試算。
・ 資料データの更新。
・ サンプルの見直し。
◆ 「 定年までの貯蓄目標 」 (商品番号:A011000)
・ Ver 6.25 2014/04/20
・ ”基本生活費”と”ゆとり生活費”の2つを試算。
・ 平成25年度の年金制度に準拠した年金試算。
・ 資料データの更新。
・ 入力と表示・サンプルの見直し。
・ 〔使用方法〕追加。
・ エクセル2013対応、 エクセル2003はサポート対象外。
◆ 「 定年までの貯蓄目標 」 (商品番号:A007800)
・ Ver 4.64 2011/12/10
・タイトル変更
・「夫婦(年金)」「単身(年金)」シート、資料シートの追加。
・公的年金制度は、平成23年度対応。
・表示、入力項目の見直し。
・ 「画面」ツールバー(入力欄の色)新規。
◆ 「 いくら必要?定年後の生活費 」 (商品番号:A005600)
・ Ver 2.01 2008/09/15 (販売終了)
Microsoft Excel2013、Excel2010、Excel2007、Excel2003、 Windows10、8、7 は、米国Microsoft Corporationの登録商標です。
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