Q&A 600
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Q6101-01. 「 ライフプラン 」(A010100) と 「 自分でできるライフプラン 」(フリーソフト)との違いは何ですか。
A:
「 ライフプラン 」(商品番号: A010100) は、ファイナンシャルプランナー(FP)などのファイナンシャルプランニング業務に携わる方々にご使用いただくためのプロ仕様として開発したソフトウエアです。
一方、「 自分でできるライフプラン 」 は、この 「 ライフプラン 」 の機能を一部制限して公開しているフリーソフトです。一般の方が個人的にライフプランを検討するためのツールとしてご提供しています。
制限されている具体的な機能は次のとおりです。
「 ライフプラン 」(A010100) だけの主な機能
・ 2つの独立したライフプラン(AプランおよびBプラン)の作成と比較ができる。
・ ドキュメント作成用の4つのシート(「DocT」〜「DocW」)で、シミュレーション結果のグラフを掲載した書類を簡単に作成できる。
・ 「住宅ローン」「ローン返済表」シートで、ローン条件の詳細な設定を行い、ライフプランに反映できる。
・ シミュレーション期間は10年〜70年までを10年ごとに切替え可能。
・ 資産運用は、2つの運用方針(積極運用・安定運用)でのシミュレーションが可能。
・ 教育費の初期データを独自に設定できる。
・ 21種類のグラフ
・ 複数の自動車の費用に対応。
・子5人までの対応。 子への援助の項目。
※ その他にももさまざまなケースに対応できるように設計しています。
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Q6101-02. 「 ライフプラン 」(A010100)は、母子家庭のケースに対応していますか。
A:
対応しています。
「Aプラン」および「Bプラン」シートで本人の性別を (女)、配偶者の あり/なし を (なし)、子の あり/なし を人数に応じて設定すると母子家庭のケースをシミュレーションすることができます。
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Q6101-03. 「ライフプラン」(A010100)での、借入金の扱い方は?
A:
「ライフプラン」ソフトでは、収入と支出を見積もり将来にわたってキャッシュフローがどのようになっていくかをシミュレーションします。「借入金」についても同様の考え方でシミュレーションすることができます。借入金の処理の仕方は次の通りです。
(1)収入:「借入金」を収入とみなします。
「その他の収入1」または「その他の収入2」項目で、借入予定の金額を入力します。このとき、1回だけの借入れや数年毎の繰返し借入れなどいずれも入力できます。また「その他の収入3」で、キャッシュフロー表に直接、借入額を入力することもできます。
(2)支出:「返済金」を支出とみなします。
「その他の支出1」または「その他の支出2」項目で、返済金を入力します。このとき、返済の条件により毎年の返済額や期間等を任意に設定することができます。また「その他の支出3」で、キャッシュフロー表に直接、毎年の返済金を入力することもできます。
(3)金融資産(「自分でできるライフプラン」では貯蓄額 と表示しています。)
金融資産がマイナスの場合には、借入金利でのマイナス運用となります。この借入金利は、運用利率とは別に指定することができます。また、基準日において家計が債務超過である場合には、最初から金融資産にマイナスの金額を入力してください。
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Q6101-04. 「ライフプラン」(A010100)では、社会保険料や所得税が考慮されていますか。
A:
「ライフプラン」ソフトでは、社会保険料や所得税を入力する項目は設けず、それぞれの収入項目に ”手取額” を入力していただくものとしています。したがいまして会社員の場合には、支給額から社会保険料および所得税分を控除した金額を入力していただくこととなります。
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Q6101-05. 「ライフプラン」(A010100)では、基本生活費の [上昇率] はどのような値に設定すればいいですか。
A:
基本生活費の上昇率の目安については、これからの日本や世界の経済がどうなっていくとお考えになるか (「デフレが続く」、「景気が良くなっていく」など) によって変わってくると思いますが、もし、特別な事情やお考えがなければ、日本の過去数十年の平均値を使用したり、先進国の例にならって1〜2%程度に設定するのがよろしいかと思います。
「ライフプラン」ソフトでは、基本生活費など物価上昇の影響で支出が上昇していく割合を「上昇率」として項目ごとに設定できるようにしています。インフレ率とも言われますが、この値を変化させるとシミュレーションの結果に大きく影響します。
ライフプランを検討するには、できれば支出の上昇率は高めにし、収入の上昇率は低めの値にするほうが、”余裕”となりますので、より安心です。
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Q6101-07. 「ライフプラン」(A010100)のキャッシュフローで、マイナスの数値を赤色で表示することはできますか?
A:
できます。
当研究所のソフトウエアは、表示形式を自由に設定できるようにしています。ただし、お客様独自の改良となりますので、バックアップをとってから実行することなど、くれぐれもご注意ください。また、このような設定変更はお客様ご自身の責任のもとに行うもので、私どものサポートの対象外になりますことをご承知おきください。
キャッシュフロー表のマイナスの数値を赤色にする方法は、以下のとおりです。
赤色にしたい箇所をシフトキイを押しながらカーソルを移動するか、またはマウスで選択します。
次に、マウスを右クリックし 「セル書式の設定」 を選び、数値:負の数の表示形式で -1,234(赤文字) を選んでください。
その後、「上書き保存」で保存すると、これ以後は設定した箇所のマイナスの数値が赤色で表示されます。
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Q6101-08. 「ライフプラン」(A010100)では、貯蓄はどのように入力すればいいのですか?
A:
貯蓄は、「Aプラン」(または「Bプラン」)シートの下部の [ 金融資産 ] の項目で入力を行います。
・ [ 金融資産 ] の右側の「運用区分」を「なし」とした場合には、金融資産の「総額」の欄に、シミュレーション開始時の貯蓄等の合計額、および、運用利回りの欄に貯蓄の利率(定期預金の金利など)を入力してください。
・ [ 金融資産 ] の右側の「運用区分」を「あり」とした場合には、金融資産を株式投資など積極運用する資産と、貯蓄など安定運用する資産を分けてシミュレーションを行うことができます。
[ 金融資産 ] の「総額」の欄にはシミュレーション開始時の金融資産の合計額、「積極運用」の欄には開始時の積極運用分の金額および年間収支の割当比率(年間の収支の金額を積極運用の資産に振り分ける割合)を入力します。 「安定運用」の欄は自動的に計算されますので入力する必要はありません。
また、「積極運用」「安定運用」それぞれの「運用利回り」を指定してください。
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Q6101-09. 「ライフプラン」(A010100)では、毎月定額を貯蓄に回す場合、その貯蓄は支出扱いとすればよいでしょうか?
A:
貯蓄は、支出扱いにしないでくださいますようお願いいたします。
貯蓄を支出扱いにしてしまうと、収入・支出・金融資産の分類がくずれてしまいますので、シミュレーションの意味が不明になってしまう恐れがあります。
この「ライフプラン」ソフトでは、毎月定額の貯蓄をするという条件設定には対応しておりません。
一般的なライフプランのソフト設計におきましては、年間の収入と支出の差が全て貯蓄等の金融資産になり、前年度の金融資産に付加され運用されていくという考え方がとられています。 当研究所の「ライフプラン」ソフトもその考え方に基づいて作成しております。
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